本よ血となり肉となれ

アウトプットするまでが読書です!!

『自分の頭で考える日本の論点』 出口直明

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出口直明著 『自分の頭で考える日本の論点』を読了しました。

この本では、日本において論点となっている21の事柄について、まず基礎知識を提示し、続いて出口氏の考えが述べられています。

21の論点は以下の通りです。

・ 日本の新型コロナウイルス対応は適切だったか
・ 新型コロナ禍でグローバリズムは衰退するのか
・ 日本人は働き方を変えるべきか
・ 気候危機は本当に進んでいるのか
憲法九条は改正すべきか
安楽死を認めるべきか
・ 日本社会のLGBTQへの対応は十分か
・ ネット言論は規制すべきか
少子化は問題か
・ 日本は移民、難民をもっと受け入れるべきか
・ 日本はこのままアメリカの「核の傘」の下にいていいのか
・ 人間の仕事はAIに奪われるのか
生活保護ベーシックインカム、貧困対策はどちらがいいのか
・ がんは早期発見・治療すべきか、放置がいいのか
・ 経済成長は必要なのか
自由貿易はよくないのか
・ 投資はしたほうがいいか、貯蓄でいいか
・ 日本の大学教育は世界で通用しないのか
公的年金保険は破綻するのか
財政赤字は解消すべきか
・ 民主主義は優れた制度か
・ 海外留学はしたほうがいいのか

物事を考えるとき出口氏が大事にしていることは、「タテ、ヨコ、算数」です。

「タテ」歴史を知る
「ヨコ」世界を知る
「算数」それをファクト、ロジックで裏付ける

この「タテ、ヨコ、算数」を用いて、家は買うべきか借りるべきかという論点について、簡単に考えてみたいと思います。

「タテ」
日本人が庶民でも住宅を所有するよになったのは、田中角栄政権頃からである。

「ヨコ」
内閣府の平成12年度の調査によると、持ち家率は、日本(88.6%)、韓国(78.4%)、アメリカ(67.6%)、スウェーデン(55.3%)、ドイツ(52.1%)の順に高くなっている。
https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h12_kiso/html/2-6.html#:~:text=%E3%82%A4%20%E4%BD%8F%E5%AE%85%E3%81%AE%E6%89%80%E6%9C%89%E5%BD%A2%E6%85%8B,%E9%A0%86%E3%81%AB%E9%AB%98%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

「算数」
・住宅ローン35年にかかる利子を実際に計算してみる
・『資産になる』という言葉に惑わされず、例えば10年後には評価額がいくらになっているのか、新たに発生する修理費や設備費はいくらか、計算してみる。
・日本には親子4人が普通に生活できる賃貸住宅は実際問題存在するのか

以上、自分の頭で考えたというよりは、先日視聴したちきりん氏と木下斉氏の対談のYouTubeを思い出しながら分析したという感じです。

この「タテ、ヨコ、算数」のプロセスを自由自在に操れるようになるためには、出口氏が言うように「人、本、旅」の生き方が必要です。

本をたくさん読んで、人と話をして(いちばん苦手)、子供がもう少し大きくなったら短期でいいので留学してみたいと思いました。

他、感銘を受けた点は以下の通り

・経済成長は必要に決まっている。
・成長なくして文化なし。
・海外留学は絶対にした方がいい。
・「保留」として、今の段階では取り返しのつかない 事態に陥らないように手を打っておくという決断もある。(気候変動)