本よ血となり肉となれ

アウトプットするまでが読書です!!

『すみません、金利ってなんですか?』 小林義崇


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『すみません、金利ってなんですか?』読了しました。

 

この本は、金利だけでなく、税金や株など、お金に関する知識の初歩的なことが、対談形式でわかりやすく書かれています。

 

私はここ1~2年で大のお金好きに成り上がったので、この本に書いてあることの8割は知っている事柄だったので、さらさらと読み進めることができました。

 

ですのでお金の知識の基本をおさらいできた、といった感想です。

 

心に残ったのは、聞き手であるお金の知識ゼロの編集者の、

「大人になれば、会社で働けば自動的にわかるものだと思っていた」

という言葉。

 

お金に関することだけでなく、社会に関する全般的なことに対して、私もそう思っていました。

しかし、自動的にわかるものはほぼない!

 

どこまでが「自動」といえるのかも曖昧ですが、やはり興味を持って、自分で本を読んだり、行動してみたりしないと何もわからないということがわかったお年頃です。

 

20代までの私は、社会について、本当に何も知らなかったなあと思います。

30代になって子供を産み育て、お金について興味を持ち始め、ドキドキしながら端株を買ったりして知識が増えていきました。

経済ニュースや社会の仕組み、あらゆる書物が、今までのカッコつけの道具としてではなく、純粋に急におもしろくなりました。

 

もっと早く社会に対して興味を持っていれば人生違ったんじゃないかとも考えますが、20代の頃はお笑いやドラマを見るのが最高に楽しかったし、

興味を持つきっかけというのは、時期を意図的にずらすことはできないのではないかと、自分自身に対しても、子供達に対しても、そう思います。

『まちづくり幻想』 木下斉


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まちづくり幻想  木下斉 読了しました!

 

地域経済は地元内と域外との取引で成立している。

この域外収支がマイナスであれば、地域から富がどんどん流出して衰退していく。

 

再開発といって地方に地元外資本のチェーン店を作っても、収支は結局マイナス。

 

現在の地方は自らの事業を通じて稼ぐことよりも、年金や交付金補助金で稼いでいる。

が、これらにはタイムリミットがある。

高齢者の資産も、将来は東京の子供へ相続されてしまう。

 

私にできること。

バイローカルとインベストローカル

『働き方5.0』 落合陽一


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『働き方5.0 これからの世界をつくる仲間たちへ』落合陽一

読了しました。

 

落合さんは、ホリエモンチャンネルで1度見たことがあるだけで、メディアアーティストという職業もよくわからず、著作を読んだのは初です。

 

まず「プロローグ」から文章が難解で、挫折しそうになりました。

 

「その中で理路整然とした世界観と、理路整然とした世界観だけではない世界観を両立させ、今の価値観を突破していくか考えるには、非合理的なモチベーションが必要でしょう。」

 

おぉ・・・

 

・「魔法をかける人」になるか、「魔法をかけられる人」になるか

私がいちばんに思い付いた「魔法」はLINE電話。

 

・ホワイトカラーに代わるクリエイティブ・クラス

・人間にあってシステムにないものはモチベーション

・世界は人間が回している

・「暗黙知」を自分の中に貯めていく

・解決したい「小さな問題」を探そう

・文脈

  ①それによって誰が幸せになるのか

  ②なぜいま、その問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか。

  ③過去の何を受け継いでそのアイディアに到達したのか。

  ④どこに行けばそれができるのか。

  ⑤実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいものか。

 

 

とにかく深く思考し、解決したい小さな問題を見つける!相手は70億人!

 

『凡人のための地域再生入門』 木下斉

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『地元がヤバい・・・と思ったら読む 凡人のための地域再生入門』木下斉

読了しました。

 

ちきりんとの対談YouTubeで知った木下斉。

 

被災した地方自治体が、復興のための多額の補助金を得ると、豪華な箱もの等を作ってしまう。

そもそも出て行った住民が全員戻ってくる可能性も低いのに、自治体は、むしろ住民が増えることを期待している。

非現実的!お金の無駄遣い!

建設費以上に維持費がかかることを考えていない!

 

このような内容のことを述べていた。

これはまた素晴らしいインフルエンサーが現れた!!と、即Twitterをフォロー。

この度初めて著作を読んだ。

 

凡人が、家業の整理のために地元に戻ってきたことから地域再生が始まる。

 

実家を貸し店舗にする、マーケット、共同店舗、リノベーション、空き家再生、フェス、有料の視察地見学、断熱化、他地域連携、eラーニング、子供への教育、補助金がガン

 

主人公瀬戸は、特に深く考えず、それなりにがんばって大学進学→就職→会社員として10年程働いていた。

同じ高校卒業後、進学せず飲食店修行に出た佐田に、「お前、東京の大学行って、働いて10年経つのにそんな計算(逆算して家賃を決める)ひとつすぐできんで何やっとったんや」

と言われ、ぐさりとくる。

 

私の心にもぐさりとくる。

特に子供を持つ前の私は本当に世間知らずだったと思う。

よくこんな何も知らない状態で給料をもらえてたなあと思う。

 

しかし育児を始めたら、保育園や医療費、学校や教育資金等のことを考えざるを得なくなり、やっと社会や経済に興味を持ち、勉強するようになった。

 

著者が言うように、「これからの未来を切り開いていくのは、個人だろうと組織にいようと、自分たちで新たな事業を考えることができ、稼ぎを未来に投資する人材」である。

 

常に自分の頭で考え、計算し、仕事や育児、日常生活、地域の活動に取り組んで行くことが大事。

『ゲノム編集の光と闇』青野由利


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クリスパー

遺伝子ドライブ

ELSI エルシー 倫理的・法的・社会的課題

 

世代を超える影響、自然界のバランスへの影響は未知数

軍民両用

どこまでがデザイナーベビー、優生学

『自分の頭で考える日本の論点』 出口直明

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出口直明著 『自分の頭で考える日本の論点』を読了しました。

この本では、日本において論点となっている21の事柄について、まず基礎知識を提示し、続いて出口氏の考えが述べられています。

21の論点は以下の通りです。

・ 日本の新型コロナウイルス対応は適切だったか
・ 新型コロナ禍でグローバリズムは衰退するのか
・ 日本人は働き方を変えるべきか
・ 気候危機は本当に進んでいるのか
憲法九条は改正すべきか
安楽死を認めるべきか
・ 日本社会のLGBTQへの対応は十分か
・ ネット言論は規制すべきか
少子化は問題か
・ 日本は移民、難民をもっと受け入れるべきか
・ 日本はこのままアメリカの「核の傘」の下にいていいのか
・ 人間の仕事はAIに奪われるのか
生活保護ベーシックインカム、貧困対策はどちらがいいのか
・ がんは早期発見・治療すべきか、放置がいいのか
・ 経済成長は必要なのか
自由貿易はよくないのか
・ 投資はしたほうがいいか、貯蓄でいいか
・ 日本の大学教育は世界で通用しないのか
公的年金保険は破綻するのか
財政赤字は解消すべきか
・ 民主主義は優れた制度か
・ 海外留学はしたほうがいいのか

物事を考えるとき出口氏が大事にしていることは、「タテ、ヨコ、算数」です。

「タテ」歴史を知る
「ヨコ」世界を知る
「算数」それをファクト、ロジックで裏付ける

この「タテ、ヨコ、算数」を用いて、家は買うべきか借りるべきかという論点について、簡単に考えてみたいと思います。

「タテ」
日本人が庶民でも住宅を所有するよになったのは、田中角栄政権頃からである。

「ヨコ」
内閣府の平成12年度の調査によると、持ち家率は、日本(88.6%)、韓国(78.4%)、アメリカ(67.6%)、スウェーデン(55.3%)、ドイツ(52.1%)の順に高くなっている。
https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h12_kiso/html/2-6.html#:~:text=%E3%82%A4%20%E4%BD%8F%E5%AE%85%E3%81%AE%E6%89%80%E6%9C%89%E5%BD%A2%E6%85%8B,%E9%A0%86%E3%81%AB%E9%AB%98%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

「算数」
・住宅ローン35年にかかる利子を実際に計算してみる
・『資産になる』という言葉に惑わされず、例えば10年後には評価額がいくらになっているのか、新たに発生する修理費や設備費はいくらか、計算してみる。
・日本には親子4人が普通に生活できる賃貸住宅は実際問題存在するのか

以上、自分の頭で考えたというよりは、先日視聴したちきりん氏と木下斉氏の対談のYouTubeを思い出しながら分析したという感じです。

この「タテ、ヨコ、算数」のプロセスを自由自在に操れるようになるためには、出口氏が言うように「人、本、旅」の生き方が必要です。

本をたくさん読んで、人と話をして(いちばん苦手)、子供がもう少し大きくなったら短期でいいので留学してみたいと思いました。

他、感銘を受けた点は以下の通り

・経済成長は必要に決まっている。
・成長なくして文化なし。
・海外留学は絶対にした方がいい。
・「保留」として、今の段階では取り返しのつかない 事態に陥らないように手を打っておくという決断もある。(気候変動)